京橋とパリ

今朝、ぼんやりしながらスマホを見ていたら、京橋は寝屋川沿いの山王美術館 にて大好きなレオナール・フジタの展示があると知り、思い立ったが吉日💡即着替えて行ってきました。

没後●年とか生誕●年とかはよくあるけど、渡仏110年記念は初めて見ました。

帰り道 アートに触れて文化的な休日になったヮ…と、思いながら商店街へ向かって歩いていたら、大好きな『湯豆腐』の字が！でも混んでるしなぁ、昼から飲むのもなぁと、立ち止まって見ていたら、「お酒飲みたいか？」と店先に座ってはったおいたんに声をかけられ、まぁ、そういうことです。大阪はどこ歩いても河があるなぁ、こらもうほぼパリやな！と思ってたのに、アメリみたいに白ワインをキメず、熱燗ひっかけて帰りました。お造りとサービスしてもろた湯豆腐でせんべろですわ！

他にA4ポスターも買ったよ。嬉しい。むっちゃお金持ちになったらリトグラフ買いたいけど、印刷技術が向上してますからね！これで充分ハッピーになれます。

ところで京橋には、駅の南口近くに慰霊碑があります。これは1945年8月14日にあった京橋空襲を偲んで建てられたものです。寝屋川の河川敷は今は無く（整備された河になっている）、辺りはごく普通の住宅街やホテルが建ち並ぶ街になっていますが、かつてそこで空襲で亡くなったたくさんの一般市民の遺体が焼かれたそうです。終戦前日、おそらく米軍はもう日本が降伏するとわかっていたはずなのになぜそんな空襲をしたのか？当時15歳で学徒動員されて駅で働いていた女性の話は、言葉では表せないほど酷く、つらいものでした。そして今もキーウでは戦火が消えていないこと、スーダンでも戦いが続いていること、世界中の各地で紛争や内戦が起きていることを思うと心が痛みます。

昼間から女性がふらっと立ち飲みしても、何の危険もない世の中を守らねばならないと二日酔いの頭で強く願います。